一冊の本と「    」


本のタイトルは『自分をいかして生きる』です。著書の西村さんとは同席する機会が一度あり、話の聞き方と話し方を見て、感じというか人の感触がいいなと思っていました。この前に書かれた『自分の仕事をつくる』は西村さんが好きな作り手達、仕事をする人達のところを訪れて話を伺うというものでした。象設計集団、ヨーガンレール、柳宗理、ルヴァン、パタゴニアなど、面白かったので何度か読みもしたし、人に貸しもした。誰かにかしっぱなしにして無くしたので、新しく買い、それも人の手元にある。

『自分をいかして生きる』は続編という事でした。ちょっと前に本屋でたまたま思い出し、買ってから中もめくりもしなかったのですが、明日これが読みたいと思い、カフェ「Ocha-Nova」へ。多分これは読む時が来たのでしょう。一気に読みました。これが面白かった。『自分の仕事をつくる』がイスの背もたれに寄りかかって読んでいる感じなら、これは本にかじりついて読む感じ、読みながら余白にメモをしながら。

書いてある事は別段、真新しい事ではありませんでした。心の中に朧げにあったものが形になった感じ。呼び名と意識をもった感じでした。



「くらげなす、ただよえる」形の無かったもの、混沌としたもの、渦巻いているものから、少しずつ生まれていく様な感じ。私には「くらげなす、ただよえる」時間が多かった様な気がします。多くの時間を経ての今なので、自分の中での発見が多いだろうと思います。


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  by akari_tasaki | 2009-10-31 23:21 | ヒビノコト

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