密度を濃くする

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先日のブックパッカーで「手の知恵」という一冊の本に出会った。その本は料理や家事をする手の動きや所作の導線を視覚したもので、無駄のない動きのソレはとても美しい。比較掲載されている無駄の多い動きのソレはグチャグチャだった。

作り手の所作や手の動きは好きだ。いつも気になる。カフェなどに行くと動きを見ているだけで嬉しくなる。いい仕事をする人の動きには無駄がなく、流れる様で気持ちがいい。

週末の舞いやライブに際してアカリを追加製作している。以前から「無駄のない淀みない動き」は念頭にあったが、「手の知恵」を知ったおかげで、手の動きの導線が意識される様になった。



より自然に、淀みなく流れる様に。



そんな風になれたら、もっと密度を濃く出来るのかもしれない。少し前に出会った織物作家の方の麻で作ったオブジェは見事だった。それは蜘蛛の巣の様に鳥の巣の様に見事だった。彼女は言っていた「ただ編むだけ、密度を濃くするだけ」だと。

蜘蛛の巣の様に、鳥の巣の様に、繭の様に、木々の枝や葉の様に、根の様に、無理のない自然な流れの部分が全体になるように。密度を濃くする。


作る事も生きる事も。



「手の知恵」
http://www.mc-books.org/kobetu.php?id=430
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  by akari_tasaki | 2009-12-09 13:22 | アカリノコト

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