1つ生まれた。
何も無いと言えば返す言葉も無い小さな町に小さな空間が生まれた。
家の裏手には竹藪があり、更に土間と蔵がある古民家に移すんだ御夫婦はマイペースだが1つ1つ丁寧に家作りをされていた。
ご主人は玄関のアプローチに敷石を敷き、造園をされていたのを見た事がある。奥さんは土間を使い勝手が良い様に工夫をされていた。
その頃は、ボロボロの蔵はそのままで、いつかはと話されていたが、それを実現された。こけら落としに二人芝居を公演。名が無くとも大仰な大義名分が無くとも、ただ良いと思えるものは何となく良い。
小さいが良い空間が生まれた。
アカリも灯っていた。
by akari_tasaki | 2010-03-10 23:08 | ヒビノコト