コンドルと狼 東京の大阪


コンドルズの舞台を初めて観に行った。以前から知っていて、観に行きたいと思いつつ、チケットを手に入れる事が出来なくて、行けないままに。曖昧な「いつか」でボッーとしていた。

初めての観劇が実ったのは些細な偶然。偶然とは面白いものだ。強く願っている時には叶わず、気を抜いているぐらいの時の方が良かったりする。

少し前に近藤良平さんの舞いだけを見る事が出来たが、何だかダンスを越えている様に思えた。動きと力、流れが別物のように思えた。

今回の舞台も多いに笑い、ジーンと胸を打たれて、心躍る様な時間だった。それはダンスというものを越えて、表現として、空間全体を魅了してくれた。楽しませてくれた様に思える。体と心に響く良い時間だった。

私は私のすべき事を早く帰ってしなくてはと思えた。



公演が行われた三軒茶屋から渋谷までを246沿いに歩いた。カブで何回か通った事はあったが、それはつうかしただけ、時間もあったので思うままに寄り道をした。古本屋が通りの反対側にあった。いい雑貨屋があった。美味しそうなつけ麺屋があった。何軒かの雑貨屋に入り、カレーパンを買い食いし、納豆専門店で「納豆生姜焼き丼」なるものを食べてみた。納豆は美味しい。生姜焼きも美味しい。だが、美味しいからといって合わせる必要はない。「麻婆茄子牛丼」以来の勉強になった。

c0196264_1145767.jpg




急な下り坂の広くはない道の入り口に「大阪」とあった。こちらが旧厚木街道、厚木までの道のりでこの坂が一番の大きな坂だったので、「大阪」と呼ばれる様になったと由来が書いてあった。

厚木まで続いているんだ。

ここがきつかったんだ。「あの大阪が」とか、「大阪を越えたら後は別に」とかいう会話があったんだろうか。

246を作った時にどんな変化があったのだろうか。

東京に「大阪」があった。

歩いているとこんなものに出会えるからいい。

それは小さな旅の小さな発見、喜び。

c0196264_1152182.jpg

[PR]

  by akari_tasaki | 2010-03-30 11:12 | ヒビノコト

<< 肩の力を抜いて いい夜だ。 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE